【読書記録】2021年1月に読んだ本のリストと感想

【読書記録】2021年1月に読んだ本のリストと感想。『自分を操る超集中力』『消滅世界』『風の海 迷宮の岸』
【『自分を操る超集中力』『消滅世界』『風の海 迷宮の岸』の感想】

 

2021年1月に読んだ本のリストと感想をブログにまとめました。

せっかく本を読んだなら、その時に自分が思ったことを書いておくのもおもしろいかなー、と思い。

 

本当は1冊ずつ長文で感想を書こうかな、とも思ったのですが…

読み終わった本の感想を長文で書かなければならない、という謎なプレッシャーに自分が負けてしまいそう。
本を読むこと自体の敷居まで上がってしまいそう。

(自分で自分にプレッシャーをかけた挙句、そのプレッシャーが苦痛でできなくなってしまうタイプ)
(プレッシャーに弱すぎる笑)

 

ということで、読書記録として、一か月に読んだ本をまとめた形で書いてみることにしました。
これなら気楽に続けられる…かな?

まぁお試しということで。
とりあえずやってみよう!備忘録!!!

 

ネタバレしている所もあるかもしれませんので、NGの方はご注意ください。
(ネタバレしないように書こう、と意識せずに書いています)

 

なお、本のタイトル横に「★」がついている本は、また読み返したいと思った本です。

個人の備忘録と感想ですので、正しい情報はご自身でご確認ください。

 


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【読書記録】2021年1月に読んだ本のリストと感想

『自分を操る超集中力』★

タイトル 自分を操る超集中力
著者 メンタリストDaiGo
発売日 2016/5/31
出版社 かんき出版

 

読んだきっかけ

メンタリストDaigoさんの本が話題、というのを以前から耳にしていたので、一度読んでみたかった。

 

感想

前頭葉に興味津々な今の私にとって、すごく興味深い本だった。

「ウィルパワー」という考え方もおもしろい。
一理ある!

この本で言う集中力って、最近マイブームのシングルタスクと通ずる所があるのかな。

 

時間の使い方として、
午前中は、億劫で気が重いなぁと感じることや新しくインプットすることをして、
午後以降は、あまり頭を使わないことや慣れてることをやるようにしようかな、と思ったり。

あと、私は夢中になると休憩することを忘れてしまう(ゴハンを食べるのも面倒に感じてしまう)所があるので、
疲れる前に休憩したり、あえて積極的に別なことを挟むようにしてみようかな、とか。

 

具体的な生活習慣や時間の使い方が書いてあるので、自分も試してみたくなります。
同じ生活をすればDaigoさんみたいな天才になれるかな?というのは冗談だけど、そんな前向きな気持ちになりました!

また読み返したい!


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『消滅世界』

タイトル 消滅世界
著者 村田沙耶香
発売日 2015/12/16
出版社 河出書房新社

 

読んだきっかけ

第155回芥川賞受賞「コンビニ人間」を書かれた村田沙耶香さんの作品だったから。
タイトルになんとなくひかれたため。
(あらすじは全く知らなかった)

 

感想

すごい話だった。
衝撃的。
混乱。
設定がすごい。

性、家族、命など…
社会への問題提起。

 

めちゃくちゃ生々しい具体的な性的描写が多くて…
私は苦手なのでしんどかったです。

18歳以上推奨!笑

 

ハッとするような文章も多かったり。

私の印象に残っている一部をそれぞれ引用すると、例えば…
(順不同、一部引用抜粋)

  • 正常ほど不気味な発狂はない。だって、狂っているのに、こんなにも正しいのだから。
  • 「雨音さんも産んでみたらわかるよ。『自分の子供』なんてものは存在しない。どんなにお腹を痛めて産んだ子でも、それは人類の『子供ちゃん』なんだ」
  • 「お母さんは洗脳されていないの?洗脳されてない脳なんて、この世の中に存在するの?どうせなら、その世界に一番適した狂い方で、発狂するのが一番楽なのに」

『消滅世界』(村田沙耶香 著)より引用

などなど…

一部抜粋してるだけなのに、この小説の世界観?がしみ出てる…
すごい世界だった。

 

常識って、一般って、普通って、今の社会って、私が正しいと思ってることって。
一体なんなんだろう?
私も洗脳されてるのかな…

と考えさせられる作品。
答えは出なかった。

 

あと読み終わった後、頭がクラクラしてきて体調が悪くなってしまいました。
最後の終わり方もヤバい…

個人的には、体調がいい時に読むことをオススメします!笑


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『風の海 迷宮の岸』(十二国記シリーズ)

タイトル 風の海 迷宮の岸
(十二国記シリーズ)
著者 小野不由美
発売日 2012/9/28
(新潮社からの発売日)
出版社 新潮社

 

読んだきっかけ

この作品(『風の海 迷宮の岸』)は20年以上前に読んだことあり。

『白銀の墟 玄の月』を読んだら、読み返したくなった。
(泰麒の話のため)

 

感想

まだ子供だから当たり前だけど、この作品では泰麒の自信のなさが強く感じられました。
この子が『白銀の墟 玄の月』ではあの頼もしい泰麒になるのか…と思うと、感慨深い。

(過去記事:本『白銀の墟 玄の月(しろがねのおか くろのつき)』の感想。十二国記シリーズ

 

個人的には、玉葉が景麒に話した
なれど、正しい方法が必ずしも最良の方法ではないことを、学ばれる必要がある
確かにそういうことはあるかもなぁ…、と思ったり。

あと驍宗が言った
あれほどの力があって、無自覚なのがなにやら不安な気がしたまで
確かに周りからすれば、その力が強ければ強いほど、本人がそのことに無自覚なのはめちゃくちゃ不安かもしれない、
場合によっては、無自覚であること自体が罪になるかも、と思ったり。

 

以前のブログにも書いたけれど…
(過去記事:十二国記シリーズの没入感が高すぎる!

いくつになって読んでも、十二国記はおもしろい!!!


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あとがき

2021年1月は合計3冊の本を読みました。

 

最近エクセルに読んだ本をメモすることにしているんですけど、メモをすること自体が面倒に感じることもあって…
(超ズボラ笑)
でも、「ブログに読書記録書いてるし…」と思うと、メモする気が起きそう!

一か月ごとの読書記録、私には合ってるかも!

ということで、続けてみようかな、と思います笑