十二国記シリーズの没入感が高すぎる!これほど面白い魅力的な小説に出会えた奇跡と幸運

面白すぎてしんどい。
鳥肌立ちそう。
こんな小説に出会えた奇跡と幸運で泣ける。

と、いう状態です。

 

十二国記シリーズの『黄昏の岸 暁の天』を読み終えて。

没入感が高すぎる…
あちらの世界に入りすぎたのか、言葉がうまく出てこない。。

って言っても、この本が発売した当時(2001年頃?)に読んだことはあって。
初めて読んだわけではないのですが…

かなり久しぶりに読み返し終えて、感無量。

 

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やっぱりめちゃくちゃおもしろい!
大人になって読んでも好きすぎる!!
こんなに面白くて魅力的な小説に出会えた奇跡と幸運に感謝!!!

胸がいっぱいで泣きそう…

 

ということで、私の気持ちを静めるべく笑
十二国記シリーズについて振り返ってみようかな、と。

私が制服を着ていた10代の頃から好きな小説で。
特別枠というか、聖域みたいな領域に達しているからか、
うまく言葉で説明できる気がしない…

なので以降も、十二国記おもしろい!好き!しか出てこないと思いますので、ご注意ください笑

 

空

 

十二国記シリーズ

作者は小野不由美さんです。

1990年代に、十二国記シリーズの一番最初の文庫が発売されました。
その後、複数の長編や短編の作品が発売されています。

 

内容は、中国風異世界を舞台にしたファンタジー小説で。

異世界を舞台とした話ですが、
人が生きるうえでの考え方や、
政治的な組織内での立場に関する話もあったり…

男性、女性問わず、幅広い世代で楽しめる小説だと思います。

 

…って、早速うまく説明できない!笑

 

説明しようとしても、絶対何かが不足してしまう気がする…

私の文章力、語彙力では不可能!!
ということで、十二国記の内容について書くことは諦めます。
すみません。

 

とにかくおもしろいのは間違いないです!

 

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十二国記の好きな所

私は2019年発売の『白銀の墟 玄の月』はまだ読んでいません
それ以外の十二国記シリーズはすべて読んでいます。
(20年以上前に読んだものもありますが)

【追記:『白銀の墟 玄の月』を読み終えたので、感想を書きました

 

冒頭に書いたように、『黄昏の岸 暁の天』は読み返し終えたばかりです。


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そんな私の十二国記の好きなところ…
今思いついた所をあげてみると…

 

没入感が高すぎる

十二国記を読んでいると、集中して夢中になって読んでしまう。
可能な限り、本を読んでいたい。
十二国記の世界に浸っていたい。
と思えるくらいハマります。

本の世界から現実世界に戻りづらく感じるというか…
没入感が高い!

ストーリーも面白いけど、それだけじゃなくて。
本を読むのがとても楽しい。

 

10代の頃もおもしろいと思っていたけど、
大人になった今読んで、さらにおもしろさが増してる気がします。
若い時には気が付かなかったこともあるような…

おもしろすぎてしんどい!

 

登場人物が魅力的

十二国記には、個性的で魅力的な登場人物がたくさん出てきます。

 

それぞれの登場人物達の考え方が、とても具体的で。
強さも感じられて。

生きる上での優先順位をつけていて、
自分にとって大事なことを自覚しているというか。

その大事なことは、その人の立場やタイミングによって異なったり、
見失ってしまうこともあったり。

それでも、自分にとっての大事なことを守るために、精一杯、最善を尽くそうとしている。

でも、登場人物全員が、ずっと強くあり続けられるわけではない。

 

考え方や物事の見方も
シンプルなように見えるけど実は複雑だったり、
複雑なように見えるけど実はシンプルだったり。

本を読みながら、私自身が気づいていなかった何かにふと気づくことがあったりします。

 

・・・やっぱりうまく説明できないーーー!
すみません。

とりあえず、すごく好きです。

 

世界観の作り方が丁寧

十二国記は、その世界そのものが作りこまれているんですよね。
国や時系列はもちろん、その設定も。
複雑なのにしっかりしてる。

丁寧さやこだわりが感じられて。

精巧で緻密な、圧倒的なファンタジーの世界。
とても質が良い、上質なものに触れている気持ちになります。

そんな作品を目の当たりにしたら、崇めるしかない。

 

今言葉にできるのはこれくらいでしょうか。

他にも好きな所があるような気がするけど、うまく言葉にできません。

 

これほど面白い魅力的な小説に出会えて、とてもうれしい!!!

 

雑感

私が一番最初に十二国記を読んだのは20年以上前。

十二国記シリーズは、
1990年代に最初に発売されたときは、10代女子向けの「ホワイトハート文庫」から出ていました。
(最近で言う所のライトノベルなのかな)

2020年現在は、新潮文庫から発売されています。

 

2019年10月と11月に、十二国記の長編としては18年ぶりの新作『白銀の墟 玄の月』(全4巻)が新潮文庫から発売になりました。

この時期、本屋さんが十二国記で溢れていて。
テンションが上がりました!
20年以上前にハマっていた小説が、まさか今になってこんな大々的に取り上げられるとは!
昔の私は想像もしていなかったです。

丸善とジュンク堂では書店員の方々が1枚のフリーペーパーで冊子を作っていたりして。
この冊子も愛が詰まっていて、読んでいて楽しかった!
(とても気に入ったので、原本は保管してるし電子化して保存してます笑)

 

新潮文庫の十二国記は表紙やデザインがとてもオシャレですね。
本自体は持ってるけど、新潮文庫の十二国記シリーズを全巻揃えて自分の部屋に並べたい欲に駆られます。

悩ましい…
どうしようかな笑

 


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おまけ

十二国記シリーズは、どこから読んでも話がわかる作品だと思います。
(登場国も違うし、作品ごとの時系列もばらばら)

 

  • 『月の影 影の海』(登場国:慶、巧、雁)
  • 『風の海 迷宮の岸』(登場国:黄海、戴)
  • 『東の海神 西の滄海』(登場国:雁)
  • 『風の万里 黎明の空』(登場国:慶、恭、芳、才)
  • 『図南の翼』(登場国:恭、黄海、奏)
  • 『黄昏の岸 曉の天(そら)』(登場国:戴、慶、黄海、雁、範、漣)
  • 『白銀の墟 玄の月』(登場国:戴)
  •  

  • 『華胥の幽夢』(短編集)
  • 『丕緒の鳥』(短編集)
  • (『魔性の子』(日本を舞台にしたホラー小説、(戴)))

参照:wikipediaより一部抜粋

 

ちなみに、私は国で言うと雁が好きで。
雁がメインの話だった『東の海神 西の滄海』が特にお気に入りでした。

延王の尚隆と、麒麟の六太が好きなんですよね。
この二人が出てくると、なんか安心します。
落ち着く。
(そしてかっこいい)

 

と、若いころの私は思っていたけど…
今も同じ印象なのかな?
どうなんだろう。

久しぶりに読み返してみてもおもしろそうですね!

過去の自分と今の自分を比較できるのも、興味深い。


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『白銀の墟 玄の月(しろがねのおか くろのつき)』の感想。十二国記シリーズ