失われていくジャニーズらしさ。お金では買えないジャニーズ事務所のブランド力の低下

失われていくジャニーズらしさ。ジャニーズ事務所のブランド力の低下

ジャニーズ事務所は、ジャニーズらしさを失いたいのかな。

「ジャニーズっぽい」という言葉があることの価値を、とても軽視しているように見える。
お金では買えないジャニーズのブランド力を自らの判断で低下させていく…

今のジャニーズ事務所からは、そのように感じる対応が多い。

 

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ジャニーズ事務所は、ジャニーズの何を守りたいんだろう?

ジャニーズらしさが失われたジャニーズ事務所の価値とは、なんだろう?

 

なぜ上記のような印象を私が抱いたのか。
考えを整理するために、まとめてみようと思います。

 

なお、ネガティブな内容となりますので、今のジャニーズ事務所が好きな方は読まないでいただければ、と思います。

 


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具体的な経緯

2020/12/16、King & PrinceとEXILEのシングルCDが同じ日に発売されます。

King & Princeの6枚目のシングル『I promise』。
EXILEの50枚目のシングル『SUNSHINE』。

 

EXILEが所属している芸能事務所、LDH JAPAN(以降LDH)とジャニーズ事務所の所属グループの発売日が同日になることは、珍しいことではありません。

以下はキンプリのみに限った例となりますが、
LDHの所属グループと同日にシングルを発売していることはたまにあります。
(ジャニーズの他グループでもLDHグループとの同日発売はたまにある)

 

キンプリと同日に発売したLDH所属グループ
2018/5/23 EXILE SHOKICHI
2019/4/3 FANTASTICS from EXILE TRIBE
2019/8/28 GENERATIONS from EXILE TRIBE

 

LDHは配信にも力を入れているようですので、CDのみに主に集中しているジャニーズ事務所とは売り出し方がちがうのかもしれません。

 

ただ、今回のEXILEのシングルは、通常のシングルとは異なります。

ボーカルを担当しているATSUSHIさんが参加される最後のシングル。
ATSUSHIさんは、EXILE結成時から活動している初期メンバーの一人で、20年近くEXILEを支えてらした方とのこと。
(2020年のEXILEメンバーで、初期から活動しているメンバーはATSUSHIさんのみ)

加えて、『SUNSHINE』豪華盤には、
「開演直前に中止となった2020年2月26日の京セラドーム公演最終日(ツアーファイナル)の前日に奇跡的に撮影された、EXILE ATSUSHI勇退前最後のライブ映像「EXILE PERFECT LIVE 2001→2020」が収録」されるとのこと。

EXILEにとって、記念となる特別なシングルかと思われます。

 

このような特別なシングルで、どれくらいCDが購入されるのか…
通常よりも、予想が難しい。

 

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ジャニーズ事務所の対応への危惧

ブランド力低下のリスク

EXILEのCD売上の予想がしづらい。
不確定な要素がとても大きい。

通常より、EXILEの売上が増加する可能性が高い。

ということは、通常より、EXILEの初週売上が1位となる可能性が高い、ということだと思います。

 

EXILEが1位になった場合の想像

ここで仮に、EXILEがCD売上1位になった、として想像してみようと思います。

 

キンプリは2018年、「ジャニーズの王道アイドル」としてデビューしました。

近年ジャニーズからデビューした若手グループの中で、いかにもジャニーズらしいアイドル。
2020/11時点では、それがキンプリだと思う人は少なくないのではないでしょうか。

なお、キンプリはデビュー以降、初週売上は連続1位となっています。

 

ジャニーズのキンプリと、LDHのEXILE。

そして、このシングルの発売日は2020年12月。
嵐の活動休止とも重なる時期です。

このタイミングで、EXILEが1位だったとしたら。

 

このCD売上の勝敗が、事務所間の勝敗を象徴すると解釈できてしまうかもしれません。

世間や業界は、2021年以降のジャニーズとLDHに対して、どのような印象を抱くのか。

 

というのは話を大げさに言い過ぎかもしれませんが、
いかにもジャニーズらしいジャニーズのアイドルが1位を取れない。
(近いジャンルのグループに負ける)

このことは、ジャニーズそのもののブランド力を下げることに繋がるように私は思います。

 

ここで誤解しないでいただきたいのは、
LDHがひどいとか、キンプリを1位にしようとか、そういうことを言いたいのではありません。

 

私が言いたいことは、

なぜこのようなジャニーズのブランド力が低下するリスクのある対応をジャニーズ事務所がしたのか、という所になります。

 

ジャニーズ事務所の意向

ここで、なぜキンプリとEXILEのシングルが同日発売になったのか。

ジャニーズ事務所は知らなかったのか。
調整できなかったのか。

考えてみようと思います。

 

CDの発売日は関係各所で調整されるという話を耳にします。
それぞれの芸能事務所やレコード会社が調整して、お互いにデメリットの少ない発売日にする。

ビジネスの交渉事の範囲内かと思います。

 

では、ジャニーズ事務所とLDHは、そのような調整を行えないような関係なのか。

今回の場合は、少なくともレコード会社を介して調整することが可能なように私は思います。

EXILEのレーベルは「rhythm zone」。
エイベックス・エンタテイメントのレーベルです。

 

レコード会社がエイベックス・エンタテイメントであるジャニーズ事務所のグループは以下です。

  • V6
  • Kis-My-Ft2
  • Snow Man
  • (タッキー&翼(2018年解散))

 

ジャニーズ事務所とエイベックスは、20年以上前から現在まで、現在進行形で関係は続いています。
敵対的な関係ではない。

ジャニーズ事務所が発売日を交渉して調整しようと思えば、できたはずです。

 

ということは、今回のシングルの発売日に関しては、
ジャニーズ事務所が、
「キンプリとATSUSHIさん最後の参加となるEXILEが同日発売でよい」とした
可能性が高い。

今のジャニーズ事務所の意向として、
「1位を取らないとダメ」とジャニーさんが言ったキンプリに対して、
1位をとれない可能性が高くなってもかまわないと思っている。

ジャニーズ事務所は、ジャニーズらしい王道グループが絶対1位でなくてもよいと思っている。

 

キンプリのような、いかにもジャニーズらしいグループをジャニーズ事務所がぞんざいに扱う。

このことは、ジャニーズ事務所自身が、ジャニーズのブランド力を低下させる対応をしているように私には見えます。

 

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ブランド力が低下した時

ジャニーズのブランド力が低下したらどうなるのか。
想像してみようと思います。

 

ジャニーズのブランド力の低下と、ジャニーズ事務所にいるジャニーズらしいアイドルの人気の低下は、ほぼ同意かと思います。

なので、ジャニーズらしいタレントの人気は当然落ちる。

と同時に、ジャニーズ事務所のジャニーズらしくないタレントの人気も落ちる、と私は思います。

 

なぜなら、ジャニーズ事務所に所属しているジャニーズらしくないタレントが評価されるのは、ジャニーズというブランド力がある前提での評価である場合が多いからです。

ジャニーズというブランド力が低下したのであれば。
ジャニーズ事務所でジャニーズらしかろうが、ジャニーズらしくなかろうが、関係ないかと思います。

 

他芸能事務所の立場だった場合の想像

少し話はそれますが、もし私がジャニーズではない、若い男性アイドルをマネジメントしている他芸能事務所の人間だとしたら。
ジャニーズ事務所がジャニーズらしさを失ってくれることほど、ありがたいことはありません。

なぜなら、私の芸能事務所の男性アイドルは、「ジャニーズらしくない」からです。

 

ジャニーズ事務所がジャニーズのブランド力で獲得していた「ジャニーズらしくない」ポジション。

ジャニーズのブランド力が低下した「ジャニーズらしくない」所であれば、自社の男性アイドルを置き換えることができる。チャンスだな。
と、私なら思います。

 

まとめ

現体制のジャニーズ事務所は、ジャニーズのブランド力を低下させるような対応を自ら行っているように見えます。
少なくとも、今回のキンプリの発売日の件からは、そのように見えます。

 

ブランド力はお金では買えません。

ジャニーズ事務所は、ジャニーズの何を守りたいんだろう?
ジャニーズらしさが失われたジャニーズ事務所の価値とは、なんだろう?

ジャニーズ事務所がこのような対応を続けたら今後どのようになるか、という私の意見は上述した通りです。

 

いかにもジャニーズらしいグループをぞんざいに扱うことは、ジャニーズのブランド力低下に繋がる。
ジャニーズのブランド力を低下させたくないのであれば、ジャニーズ事務所はマネジメントの方針を至急変えた方がよい。

と、私は思っています。

 

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余談

一般人の私が知れる公な情報でこのような対応をするということは、ジャニーズ事務所内部でのジャニーズのブランドイメージを下げる流れは、もっと強い可能性が高い。

(実際に私が見える範囲でも、タレントとファンの関係性において、ジャニーズのブランド力を低下させる一因となりうるジャニーズらしくない言動が所属タレントから目立ってきているように感じます)

 

「ジャニーズらしさを持ち続けたい」と思っているタレントにとっては、つらい状況が続くかと想像されます。

皮肉な話ですが、今の状況では、ジャニーズ事務所以外の環境で芸能活動をした方が、ジャニーズらしくいられるのかもしれません。

 

とはいえ、ジャニーズ事務所でジャニーズらしくいることは絶対に不可能なのか。
事務所内の立場から想像してみると…

経歴が長く、実績もあり、ある程度の裁量も自分に与えられている。
取締役などの上層部と対等にやり取りができるタレントであれば、ジャニーズ事務所でジャニーズらしさを持ち続けられるかもしれません。

でも、20代以下の若いタレントがジャニーズ事務所の上層部に正論を言った所で、取り合われない可能性が高い。
上層部がどういう人かによりますが、場合によっては、生意気だと嫌われて理不尽な扱いをされる可能性もあります。

ジャニーズ事務所という組織内においては、20代以下の若いタレントは、立場が弱すぎる。
(立場が弱すぎることを善しとしているわけではありません)

 

今後、タレントがジャニーズ事務所で「ジャニーズらしさを持ち続ける」には。
経歴が長く、実績もあり、ある程度の裁量も与えられている。
取締役などの上層部と対等にやり取りできるタレントがどのように動くかが鍵であり、個人的には、最後の希望になるかと思っています。

 

余談ついでに、老婆心からのタレントへの個人的な願いとなりますが、
何よりも大切なのは、心身の健康です。

前向きな気持ちになれるか。おもしろいと思えることがあるか。
体調に異常はないか。

それを第一優先として、芸能活動をしている姿を見せてもらえれば、私はうれしく思います。

 

※上記は2020/11に書いた記事となります。

 

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