夢や未来を奪われたキンプリ。メンバーのグループ脱退とジャニーズ事務所退所への経緯や理由。時系列まとめ
未来ある若者たちが。
夢や目標に向けて前向きな気持ちで頑張っていた5人が。
なぜ熱意を踏みにじられたのか。
なぜ夢や未来を奪われたのか。
なんでこうなった?
2022/11/4 23時。
ジャニーズ事務所に所属しているKing & Prince(キンプリ)のメンバー3名のグループからの脱退、ジャニーズ事務所退所のニュースが報道されました。
(同日に平野さんと神宮寺さんは事務所も退所。2023秋に岸さんも退所)
2023/5/23以降、キンプリは永瀬廉さん、髙橋海人さんの2名となります。
(ジャニーズ事務所HPの公式発表:_ttps://www.johnny-associates.co.jp/news/info-656/)
キンプリファンの方々は、苦しく悲しくやり場のない気持ちでいっぱいかと思います。
公式発表を信じていいのかわからない。
何が本当なのかわからない。
そもそもなぜこうなったのかわからない。
確かに、今回の件は、不可解な点があまりに多い。と私も思います。
そのため、この記事ではキンプリの脱退・退所についての経緯や理由について、私の見解を書いていこうと思います。
先に書いておきますが、キンプリの脱退・退所の経緯についての私の見解は以下です。
メンバーの脱退・退所は2022/10/31~11/4に初めて浮上し、決定し、発表した話であり、
直接的な原因はメンバーと事務所間のトラブルではないか。
かなり長いので、この記事の概要を書いておきます。
- はじめに
- キンプリの脱退とジャニーズ事務所退所の経緯や理由の見解
- メンバーの立場から。企業風土を露呈させた判断
なぜこの記事を書くことにしたのか。
(キンプリのファンの方に向けた内容です)
今回の件についての時系列をまとめました。
次に時系列や状況をふまえ、私が気になった点をあげました。
そして、具体的な経緯についての私の見解を書いています。
最後に所感となります。
1万字近い長文となっていますので、お時間のある時にお読みいただければと思います。
【目次】
はじめに
まず、なぜ私がこの記事を書くことにしたかです。
(キンプリのファンの方へ向けた個人的な思いなので、興味のない方は読み飛ばしてください)
2022/11/14時点で、キンプリに関する様々な報道が出ています。
ジャニーズ事務所の公式発表も含めて。
様々な報道は、営利目的の企業が行っている場合がほとんどです。
そして日本の報道機関(メディア)においては、
事実よりも、それぞれの企業の利益が優先される報道となることも珍しくない。
(日本は、大企業の影響力がメディアに自己検閲を促す風潮のある、先進国G7や韓国、台湾と比べて「報道の自由度ランキング」が最下位の国です(2022年))
なので、おそらく今後も
「なぜキンプリがこんなことになってしまったのか」
よほどのことがない限り、事実が真相として公に報道される可能性は低いように私は思っています。
キンプリのファンの方々は、自分からは本当のことが何も見えない状況で、
「本当」や「本当じゃないこと」が入り混じるような報道が行われる中で、
それぞれ自分自身で、今回の脱退・退所の経緯について、納得できそうな説を見つけるしかない。
そんな苦しい状況に置かれてしまったのだと思います。
そのため、もしかしたら私の見解も、
誰かにとっての「納得できそうな何か」に役立つかもしれない。と思い、この記事を書くことにしました。
いたずらに混乱させたいわけではありません。
すでに自分の中で納得できそうな説を見つけられた方にとっては、不要な情報となります。
読まないでいただけると幸いです。
(2022/11/10放送の庭ラジで永瀬廉さんが話した内容とも私の見解は異なっています)
それでは、本題に入ろうと思います。
キンプリの脱退とジャニーズ事務所退所の経緯や理由への見解
時系列
始めに今回の件について、キンプリの活動の一部やジャニーズ事務所の出来事を時系列でまとめました。
(事務所の項目には、ジャニーズ事務所が公式に発表した内容のみ記載しています(スポーツ新聞等の報道ではありません))
(今回の件に関連がありそうなもののみ記載しています)
年月日 | キンプリの活動 | 事務所 |
---|---|---|
2018年 | ||
5/23 | 世界での活動を見据えて ジャニーズ事務所とユニバーサルミュージックが 初のタッグを組んで設立した新レーベル 「Johnnys’ Universe」から『シンデレラガール』でデビュー |
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2021年 | ||
5/23 | キンプリの YouTube(全世界公開)、ツイッター、インスタ アカウント開設 |
|
5/30 | 『Magic Touch』MVがYouTube公開 (全編英語詞、振付はMelvin Timtimさん) |
|
7/6 | 『Namae Oshiete』MVがYouTube公開 (全編英語詞、プロデュースはBabyfaceさん) |
|
2022年 | ||
5/14 | 『Bounce』ダンプラがYouTube公開 (全編英語詞、振付はNOPPO(s**t kingz)さん) |
|
6/1 | 平野紫耀さん「ボシュロム」CM解禁 | |
6/15 | キンプリのTikTokアカウント開設 | |
7/14 | 平野紫耀さん「ファブリーズ」CM解禁 | |
8/19 | 平野紫耀さん主演 連続ドラマ発表 (「クロサギ」(2022/10放送開始)) 平野紫耀さん コーセー「敏感肌キャンペーン」CM解禁 |
|
9/6 | キンプリ全員 セブンイレブン「クリスマス」CM解禁 |
|
9/中旬 | (ツイッターとインスタの投稿から 英訳部分がなくなる) |
滝沢秀明さんから 役員退任の意向が 事務所へ伝えられる |
9/29 | Travis Japan 全世界メジャー デビュー決定発表 |
|
10/16 | (平野紫耀さんの涙) | |
10/20 | 岸優太さん主演 連続ドラマ発表 (「すきすきワンワン!」(2023/1放送開始)) |
|
10/31 | 滝沢秀明さん 事務所退任 |
|
11/4 | キンプリメンバー3名の脱退・退所を発表 (当初は11/5発表予定) |
|
2023年 | ||
5/22 (予定) |
5人のキンプリの活動終了 | |
なお、2022/10/16の(平野紫耀さんの涙)は、ライブの最後に平野さんが泣いていた。という目撃情報によるものです。
キンプリの活動ではありませんが参考情報として記載しています。
2022/9中旬に(ツイッターとインスタの投稿から英訳部分がなくなる)を追記しました。
キンプリ公式アカウントのツイッターとインスタの投稿から、今まで書かれていた英訳部分がなくなった、とのことです。
(参考情報として記載しました)
以降、この時系列や状況をもととして、私が気になった4点について書いていこうと思います。
そして、キンプリから一気に3人も脱退・退所することになった経緯を考えてみようと思います。
気になった点
退所の話が出た時期
まず、メンバーの退所の話が出た時期について、考えてみようと思います。
2022/11/5の主要スポーツ新聞では、
「メンバーがジャニーズ事務所へ退所の意向を伝えたのが2022年6月」と報じられています。
ですが、その報道には不自然さを感じます。
まず上記の時系列を見ると、6月以降、ジャニーズ事務所は、キンプリのメンバーに多くの仕事を与えています。
6月にキンプリはグループのTikTokアカウントを開設し、9月にはメンバー全員でのCMも解禁されました。
事務所を退所する平野紫耀さんのCMが新規契約で3つ、10月期の連続ドラマ主演も解禁されています。
さらに退所発表のほぼ2週間前の10/20。
岸優太さんの2023年1月期の連続ドラマ主演が解禁されました。
このような仕事内容は、6月に退所の意向を伝えたタレントに対する芸能事務所の対応とは私には思えません。
(なお、もし仮に、6月に退所の意向を伝えられた事務所が、「メンバーを引き留めたかった(から仕事を増やした)」のであれば、国内ではなく海外に向けた仕事が増えるはずですので、やはりこの状況とは矛盾します。(メンバーの退所理由が海外進出のため))
さらに、「瞬発的な判断でこのようになること(退所)もありキンプリはこちらではないか」といったコメントをしているジャニーズ事務所の先輩もいます。
6月にメンバーが事務所に退所の意向を伝えている(メンバー自身に退所の意向があった)のであれば、瞬発的にはあたらないのではないでしょうか。
加えて、退所するキンプリメンバーの発言を見ても、6月以降、King & Princeというグループの未来について前向きな発言をしているようです。
もし本人たちに退所の意向があったのであれば、グループの未来については少しぼやかした言い方をする可能性が高いように思います。
「昨年(2021)から何度も話し合いを重ね」ていたのは、グループの未来(今後の活動)についてメンバーで話し合っていたのであり、
だからこそ、その結果として、
グループの未来について前向きな発言をすることができていたのではないか、と私は思います。
少し話がそれますが、事務所に残るメンバーが、2022年10月末取材の雑誌で「海外に行きたい」と発言しているとのことです。
10月末の時点で、退所するメンバーと事務所に残るメンバーの目指す方向性が一致しています。
これは「海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきている」という事務所からの公式発表と矛盾します。
つまり何が言いたいかというと。
メンバーの脱退・退所の話が出たのは6月ではなく、10/20の岸さんの連続ドラマ情報解禁後。
10/21以降に初めて浮上した話なのではないでしょうか。
(10/16の平野さんの涙については、後述します)
2022/10/20に情報解禁された岸さん主演の連続ドラマは2023/1に放送開始で、まだ数か月先です。
ジャニーズ事務所には岸さんと同世代のタレントはたくさんいますし、
このドラマはジャニーズ事務所と関係の深いシンドラ枠なので、事務所側からの融通もききやすい。
もし岸さんから6月に退所の意向が伝えられているのであれば、
主演は別なタレントに変更するのではないでしょうか。
それなのに岸さん主演で、しかも10/20に情報解禁をしている。
ということは、そもそも、
2022/10/20時点では、メンバー脱退・退所の話自体、浮上していなかったのではないか、と考えることができます。
さらに日にちを絞るのであれば。
今回の脱退・退所の話は、
10/31~11/4の期間に初めて浮上し急に決定したのではないか、と私は思っています。
この10/31~11/4という日程に関しては、根拠として比較的信憑性は薄いかもしれません。
ただ、この期間に神宮寺さんのブログが更新されていないことに違和感を覚えます。
10/30は神宮寺さんの25歳の誕生日でした。
当日にはファンがSNS上でお祝いしていたようです。
神宮寺さん以外のキンプリのメンバー全員もジャニーズwebでブログを更新し、お祝いしていました。
そのような状況で、あの記念日を大切にする国民的彼氏の神宮寺さんがブログを更新しない、ということに違和感しかありません。
(2021年は誕生日翌日にブログを更新)
もし「うっかり忘れていた」「たまたま忙しかった」のであれば、11/4までの間に更新するのではないでしょうか。
それがないということは、
10/31以降のいずれかのタイミングで、
ブログを更新できないほどの状況に急に変わったのではないか、と。
つまり、10/30以前とそれより後で、キンプリにとって何か大きな変化があったのではないか、と推察することができます。
これらの状況をまとめて考えると、
10/31~11/4のいずれかのタイミングで、キンプリにとって重大な、メンバー「脱退・退所」の話が急に浮上したのではないか。
と私は考えています。
発表日からみえる事務所の衝動性
次に、発表予定日の不自然さについてです。
今回のキンプリの脱退・退所は2022/11/4の23時に発表されました。
(当初は11/5に発表する予定だったそうです(公式発表より))
ここで気になるのは、なぜ発表予定日が11/5だったのか、という所です。
2023/5/22まで、キンプリの活動はこれまで通りの5人で行われます。
ということは、それまでの期間であれば、発表はいつでもよかった、ということになります。
2022/11/5時点で、キンプリのメンバーは多くのCMに出演しています。
King & PrinceのグループとしてのCMが3つ。
(ぷっちょ、Hondaハート、セブンイレブンのクリスマス)
退所する3名の個人としてのCMが8つ。
(ムヒ、ジュレームiP、我が家は焼肉屋さん、ボシュロム、ファブリーズ、コーセーの敏感肌キャンペーン、デュオ、アレグラFX)
(具体的なCM名は略称での記載となっています)
今回の「キンプリメンバーの脱退・退所」は、
合計11社のスポンサー企業に影響を及ぼす発表です。
時系列に記載した通り、平野さんのCMの3社は6月以降に始まったばかり。
9月に解禁されたメンバー全員でのセブンイレブン「クリスマス」のCMは、これからクリスマス商戦が始まる、という時期になります。
このような状況で、
11社すべてのスポンサー企業が、
「キンプリメンバーの脱退・退所が11/5に発表されると了承していた」とは、私には到底思えません。
ジャニーズ事務所が、自社の損失やスポンサー企業のことを配慮し、
計画的に冷静に発表予定日を決定する場合。
メンバーが脱退・退所する2023/5/22まで時間があるならば、発表予定日は11/5にならないと思います。
では、なぜジャニーズ事務所が決めた発表予定日は2022/11/5だったのか。
このような状況から透けるのは、
今回の発表は、
ジャニーズ事務所が理性的に冷静な状態で行った判断ではなかった。
衝動的な感情が動機となっている判断だったのではないか。ということです。
今回のキンプリメンバー脱退・退所発表日からは、
事務所側が冷静な状態ではない、衝動性があるように私は思いました。
メンバーと事務所の活動計画
ここでジャニーズ事務所内部の変化について考えてみようと思います。
ジャニーズ事務所は9月中旬に前副社長の滝沢さんから退任の意向を伝えられており、9/29にはTravis Japan(以降トラジャ)のデビューを発表しています。
Jrとトラジャを担当していた滝沢さんの退任。
このことがジャニーズ事務所全体にも影響を与え、
その一つとして、タレントの芸能活動の計画に変更があったとしても不思議ではありません。
そのため、10月にかけて。
事務所側から、キンプリのメンバーに、新たな活動の計画が提示されていても違和感がないように思います。
そして先ほど書いたように、キンプリは普段からグループのことについてメンバー同士で話し合いを重ねています。
2023年はデビュー5周年の記念の年にもなります。
当然、メンバーも自分たちでグループとしてやりたい活動の計画を立てていたはずです。
そして、2022/10/16のライブで平野さんが泣いていた、という情報もあります。
つまり、何が言いたいかというと
10月頃。
メンバーが考えていた活動の計画が実現できない。
そんな可能性が出てきたのではないでしょうか。
そしてその活動計画について、
メンバーと事務所の間で折り合いがついていなかった。
退所理由のコメントから察するに、メンバーの計画にあった「海外に向けた活動」が、事務所に受け入れてもらえなかった。
という状況が浮かび上がるように思います。
退所理由からすける高圧的な印象
気になる点の最後、4つ目は、メンバーの退所理由への違和感です。
というのは、そもそも、
なぜジャニーズ事務所にいながらキンプリメンバーが言う「海外に向けた活動」ができないのでしょうか。
つい最近、全世界配信デビューしたグループもありますし、海外でライブを行った先輩方も少なくない。
過去には留学していた先輩もいらっしゃいます。
そんな状況でありながら、
キンプリのメンバーは、「海外に向けた活動をジャニーズ事務所ではできない」という理由で退所する。
つまり、脱退・退所についての全員のコメントから、
メンバーに与えられた選択肢が2つしかないとわかります。
- 「海外に向けた活動」をやらずに国内で活動をするか
- ジャニーズ事務所を退所するか
極端ではないでしょうか。
この状況からわかることは、
事務所からメンバーに対して、柔軟な対応や歩み寄りが見られておらず、高圧的と思われる対応が行われていたこと。
そして、メンバーがこのような選択をせざるをえなくなってしまった、ということです。
具体的な経緯
ここまで4点、気になる点をあげてきました。
それらについて簡単にまとめると、以下になります。
- 脱退・退所の話が浮上したのは2022/10/31~11/4
- 退所発表予定日の判断からは、冷静さが感じられない(事務所の衝動性)
- メンバーと事務所間の活動計画の折り合いがつかない
- 退所についてメンバーは2つしかない選択肢を選ばなければならなくなった(高圧的な印象)
上記を踏まえて、もう少し具体的な経緯をみていこうと思います。
いつも通り今後のグループ活動や未来についてメンバー(時にはスタッフも交えて)話し合いが行われていたが、
2022/10頃、メンバーが考えていた計画を実現できなくなりそうだった。
(メンバーと事務所の間で折り合いがつかなかった)
そして、2022/10/31~11/4。
急に大きく事態が変わる出来事が発生したのが、この期間です。
ここで一度、状況を整理してみます。
今回のキンプリメンバーの脱退・退所は、よほど急に決まったようです。
先ほど書いた「メンバーが退所の意向を事務所に伝えた時期」ですら、主要スポーツ新聞と関係者の情報に整合性がとれていません。
ジャニーズ事務所内部が混乱するほど、
キンプリメンバーの脱退・退所の話が急に浮上し、決定し、発表したことが感じられるかと思います。
さらに先ほど書いた気になる点を振り返ってみると、
発表予定日の決定は、事務所側が冷静な状態で判断したとは思えず、
メンバーの退所理由からは、事務所側の高圧的な印象を受けます。
これらを総合的に考えてみると、今回のキンプリメンバーの脱退・退所の背景には、事務所からの衝動的な何かがある。
そしてこれほどのことを引き起こす衝動的な感情は、「怒り」ではないか。
つまり、
10/31~11/4に、
キンプリのメンバーは、
事務所の偉い方から激昂されたのではないでしょうか。
(会社を動かせるほどの偉い方なのか、その偉い方と繋がりの強い現場の偉い方なのかはわかりません)
そしてその偉い方の激昂が、11/4の脱退・退所発表に繋がった。
以降に記載する、激昂から発表に至るまでの具体的な経緯は、あまり確度の高い話ではありません。
その旨、ご理解のうえお読みください。
—–
偉い方が激昂したきっかけは、ささいなことだったのではないでしょうか。
今後の活動計画について、事務所の偉い方から意見を求められたメンバーが何らかの一言…
例えば…
「国内の活動と海外に向けた活動を同時に行うことが現実的に難しい」といったニュアンスの話をしたら、
たまたま激昂されてしまった。
(このメンバーは本当に気の毒だと思います)
そしてその後。
直後なのか数時間後なのか数日後なのかはわかりませんが、
事務所からメンバーの脱退・退所に関する話が、初めて、急に浮上した。
(直接的に言われたのか、間接的に言われたのかはわかりません)
(メンバーによっては名指しされた可能性もありますが、それもわかりません)
立場が上の偉い方に激昂されてしまった場合、
事態を変えられる可能性があるのは、
立場が下である怒らせた側からの「謝罪」になるかと思います。
(第三者が仲介して激昂した偉い方をなだめる場合もありますが、今回はそうはならなかったようです)
今回のキンプリの状況にあてはめるのであれば、謝罪するということは、
「私たちが間違っていました。事務所の計画をやらせていただきます。許してください。」といった内容になるかと思います。
このような状況に置かれてしまったため、
メンバーは、急遽話し合ったのではないでしょうか。
謝罪するか。しないか。
海外に向けた計画を諦めて事務所から提示された計画をするか。しないか。
2択しかなかった選択肢は、このように生まれてしまったのではないでしょうか。
その後
メンバーが謝罪しなかったのか。
謝罪しても許されなかったのか。
あるいは、
その機会すら与えられず取り合われなかったのか。
このあたりはわかりません。
いずれにせよ、その結果、11/4に発表された内容となった。
—–
以上が具体的な経緯ではないか、と私は思っています。
メンバーの脱退・退所は2022/10/31~11/4に初めて浮上し、決定し、発表した話であり、
直接的な原因は、事務所側がメンバーに激昂したのではないか。
これが、キンプリメンバーのグループ脱退とジャニーズ事務所退所の経緯や理由への私の見解です。
メンバーの立場から。企業風土を露呈させた判断
最後に所感です。
この見解をもとに、メンバーの立場から、今回の件を振り返ってみようと思います。
10月末までKing & Princeとして前向きな未来に向けて頑張っていたキンプリのメンバーは、
急に、
本当に急に、
5人のKing & Princeとしての未来を失ったことになります。
ジャニーズ事務所からの退所自体は悪いことばかりではない、と私個人的には思っていますが、メンバー達はそうではないようにみえます。
メンバーの退所理由として大きく取り上げられる「海外での活動」。
キンプリのメンバーは、「ジャニーさんの夢だから海外で活躍したい」と話していました。
ということは、
「ジャニーさんが作り命名したジャニーズ事務所のKing & Princeとして、海外に向けて活動をしたい」と考えていたはずです。
退所組と言われる三人も、残留組と言われる二人も。
海外の件に限らず、キンプリのメンバーは、ファンも含めたグループの明るい未来のために活動していた。
メンバー全員が、King & Princeとして、夢のために、ファンのために、前向きに希望をもって活動していたのではないでしょうか。
キンプリのメンバーは、不祥事を起こしたわけではありません。
違法行為や条例違反などのスキャンダルが報道されたわけでもない。
もちろん人として、影響力のある芸能人として。
タレントがやってはいけない間違った行為をした場合、ジャニーズ事務所は指導・対処するべきだと思います。
ですが今回、メンバー達が望んだ「海外に向けた活動」は、そのような行為にあたるのでしょうか。
ジャニーズ事務所の利益という点でも、King & Princeは貢献していないわけではありません。
ファンクラブののべ会員数は、事務所内で嵐に次ぐ2番目です。
(2022/11/4時点)
すべてメンバーの望むようにはできない、というのは理解できますが、
会社の利益に貢献しているキンプリのメンバーに対して、
なぜ事務所側からは柔軟に歩み寄る選択肢がないのか。
今回のジャニーズ事務所の対応は、あまりに高圧的だと思います。
今回のキンプリメンバーの脱退・退所が、ジャニーズ事務所の企業風土を露呈しているのではないでしょうか。
話がそれてしまいますが
仮に、社会的に問題のある行為が行われている企業の風土を外部から改善しようとする場合、
考えられる手段としては、法律、場合によっては、世論があるかと思います。
しかし世論に関して言えば、
今の日本では、力の強い企業の影響力がメディアに自己検閲を促す風潮がある。(忖度)
この風潮は「報道の自由」をメディア自身が放棄していることにあたり、
世論にあたる世間は、事実を知ることすらできません。
それにより、問題のある企業風土を改善することができない。
そして不幸な人たちがうまれ続ける。
異常な事態だと私は思います。
King & Princeはデビューしてまだ4年。
メンバーは全員20代半ばの若者です。
未来ある若者たちが。
夢や目標に向けて前向きな気持ちで頑張っていた5人が。
なぜ熱意を踏みにじられなければいけなかったのか。
なぜ夢や未来への希望を奪われなければいけなかったのか。
前向きに頑張っている若い人達の熱意が踏みにじられて夢や未来への希望が理不尽に奪われるなんて、おかしい。間違ってる。
心の底から、強く、そう思います。
さいごに
以上がキンプリメンバーの脱退・退所に関する私の見解と所感になります。
もちろん真相はわかりません。
一意見として参考にしていただければと思います。
そして最後に、メンバーについてです。
キンプリのメンバー自身にとっても、今回の脱退・退所に関する具体的な経緯の事実を話すことは難しい、と私は思っています。
ですが、キンプリのメンバー本人たちの気持ちの部分。
特にファンへの想いに関しては、
本人たちの言葉こそが事実であり「本当の」気持ちであるように思います。
とりあえず私は、そう受け取ろうと思います。
【追記】
誤解を招いてしまったかもしれない、と思ったため追記します。
今回の見解や所感の話からはそれてしまうかもしれませんが…
ファンが声を上げることには意味がある、と私は思っています。
「ファンの声」によって、動く何かがあるかもしれません。
そもそも今回の件は状況が非常に不可解です。
ジャニーズ事務所は、一体何を隠しているのか。
自分が「おかしい」と思ったことに対して、
「おかしい」と声をあげること。
これは意味のあることだ、と私は信じています。
(言葉足らずで申し訳ありませんでした)