ジャニーズのグループ別年間シングル発売枚数と売上ランキングの比較

ジャニーズのグループ別年間シングル発売枚数と売上ランキングの比較

【この記事は、グループ別の年間シングル発売枚数と売上を比較した記事です。「ジャニーズの紅白出場と年間CD売上の関係」の記事はこちら

 

ジャニーズのグループ別の年間シングル発売枚数と売上ランキングの上位に入った枚数を比べました。

 

ジャニーズ事務所では、シングルCDの売上はグループの年間発売枚数に関係あるのか?

 

気になったので、調べてみました。

この記事では、始めに今回の「調べ方」を書いています。
「グループ別年間発売枚数と売上上位枚数の比較」は結果だけを記載していて、
私が感じたことは「感想」に書きました。

 

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調べ方

2020/10/4時点で解禁となっている情報をもとに、2016年以降のジャニーズ事務所のタレントが発売したシングルCDについて調べました。

 

【グループ別の年間シングル発売枚数】

ジャニーズネットHPのDiscographyの「Single」と「Otherの中にあったSingle」を数えました。
なお、堂本剛さんに関しては、インターネットの情報を参考にしました。
(ジャニーズネットに見当たらなかったため)

配信限定のデジタルシングルは含んでいません。

 

【売上ランキング】

ビルボードジャパンの「年間Top Single Sales」のランキングを参考にしました。
その年に20位以内に入ったシングルの枚数と30位以内に入ったシングルの枚数を記載しています。

 

【注意事項】

年間の集計期間がそれぞれ異なっています。

  • 発売枚数は、当年1月~12月
  • 売上ランキングの枚数は、前年12月~当年11月

12月発売に関しては、集計期間のズレがあるため、ご注意ください。

 


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グループ別年間発売枚数と売上上位枚数の比較

ジャニーズの中で、その年の年間発売枚数がもっとも多かったグループを太字。
ビルボードジャパンの「年間Top Single Sales」に20位以内のシングルがあったグループを赤字にしました。

※敬称を省略させていただいておりますのでご了承ください。

2016年

グループ 発売枚数 20位以内
30位以内
3 3
3
Hey!Say!JUMP 1
2
関ジャニ∞ 1
Kis-My-Ft2 2 2
KinKi Kids
KAT-TUN
1
TOKIO
NEWS
Sexy Zone
ジャニーズWEST
V6
A.B.C-Z
1
SMAP 1
1

 

※2003年発売の「世界に一つだけの花」が2016年にランクイン

 

2016年、20位以内にランクインしたシングルがあったグループは、「嵐」と「Hey!Say!JUMP」と「SMAP」。

 

2017年

グループ 発売枚数 20位以内
30位以内
3 3
3
Hey!Say!JUMP 2
3
関ジャニ∞ 4
Kis-My-Ft2 1
V6
Sexy Zone
A.B.C-Z
ジャニーズWEST
2
亀と山P 1 1
近藤真彦
TOKIO
KinKi Kids
NEWS
舞祭組

 

※2016/12発売分が2017年のランキングに含まれたため、発売枚数とズレています

 

2017年、20位以内にランクインしたシングルがあったグループは、「嵐」と「Hey!Say!JUMP」。

 

2018年

グループ 発売枚数 20位以内
30位以内
3 3
3
NEWS
Kis-My-Ft2
King & Prince 2 2
2
Hey!Say!JUMP 3
KinKi Kids
Sexy Zone
ジャニーズWEST
関ジャニ∞ 1 1
V6
KAT-TUN
A.B.C-Z
KEN☆Tackey
堂本剛

 

※2017/12発売分が2018年のランキングに含まれたため、発売枚数とズレています

 

2018年、20位以内にランクインしたシングルがあったグループは、「嵐」と「King & Prince」。

 

2019年

グループ 発売枚数 20位以内
30位以内
Kis-My-Ft2 3 1
ジャニーズWEST
King & Prince 2 2
2
関ジャニ∞
Hey!Say!JUMP
1
V6
A.B.C-Z
山下智久
1 1
1
KinKi Kids
NEWS
Sexy Zone
亀梨和也

 

2019年に20位以内にランクインしたシングルがあったグループは、「King & Prince」と「嵐」。

 

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感想

ジャニーズでは、グループ別の年間シングル発売枚数と売上は関係がないのか?
一つずつ見ていこうと思います。

 

◆2016年、2017年

(20位以内にランクインしたシングルがあったグループは、「嵐」と「Hey!Say!JUMP」と「SMAP」)

 

20位以内にランクインがある嵐・Hey!Say!JUMPの年間発売枚数が多い。
30位以内にランクインがあるグループも、亀と山Pを除き、年間発売枚数は少なくありません。

「売上が上位にランクインするグループの年間発売枚数が多い」とわかります。

 
(SMAPは過去の作品がランクイン。解散が2016年なのでその影響と推察)
 

◆2018年

(20位以内にランクインしたシングルがあったグループは、「嵐」と「King & Prince」)

 

20位以内にランクインがあるの年間発売枚数が多い。
King & Princeは5月のデビューなので、年間発売枚数は多くありませんが違和感はありません。

Hey!Say!JUMPが例年の年間発売枚数より少ないですが、2017/12に発売があったようなので、急激に発売枚数が減ったわけではないのかな、と思います。
関ジャニ∞も発売枚数が少ないですが、メインボーカルだった渋谷すばるさんのジャニーズ事務所退所が影響しているのかもしれません。

 

◆2019年

(20位以内にランクインしたシングルがあったグループは、「King & Prince」と「嵐」)

 

2016~2018年と異なり、年間発売枚数がもっとも多いグループの中に、20位以内にランクインしたシングルはありません

嵐の年間発売枚数が1枚しかありませんが、2020年末でのグループの活動休止を発表したことやデジタル解禁があったことの影響かと思われます。

 

ここで気にかかるのが、私がファンであるKing &Princeです。
20位以内にランクインしているシングルがあるにも関わらず、年間発売枚数がジャニーズ内で一番多いわけではありません。
これまでと比べると、不思議です。

たまたま2019年が少ないだけ?

 

King & Princeは2020年のシングル年間発売枚数が多いのか、見てみようと思います。

 

2020年

2020/10/4時点で情報解禁されているグループ別の年間発売枚数を調べました。
(ジャニーズでは11/11発売予定まで解禁されていたので、その日までの発売枚数を記載しています)

 

グループ 発売枚数
Hey!Say!JUMP
SixTONES
3
Sexy Zone
A.B.C-Z
Snow Man
2
V6
KinKi Kids

関ジャニ∞
Kis-My-Ft2
ジャニーズWEST
King & Prince
山下智久
Twenty★Twenty
1

 

※「SixTONES vs SnowMan」はSixTONESの発売枚数、「SnowMan vs SixTONES」はSnowManの発売枚数に含めました

2019年に20位以内にランクインしたシングルのある「嵐」と「King & Prince」は赤字にしています。

 

ここからわかることは…

2020年、ジャニーズで年間3枚のシングルを発売することが可能だということ。
その状況で、現時点で、King & Princeのシングルの発売枚数が1枚だということです。

 

これまでのジャニーズ事務所のグループ別年間発売枚数と売上の関係を比較しても、2020年のKing & Princeは異常なように私は思います。

 

なぜキンプリの2020年の年間発売枚数が少ないのか?

 

まだ2020年は終わっていませんが、
現時点でキンプリがこのように扱われたことを忘れることなく、
数か月後、数年後にジャニーズ事務所がどのようになっているのか。

注視していこうと思います。

 

※個人の興味で調べた内容のため、正確な情報はご自身でご確認ください。
なお、他グループの方々を悪く言いたいわけではありません。誤解されないでいただければと思います。

 

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