人間味が溢れてて心が温かくなった!続編を期待!映画『うちの執事が言うことには』の感想・レビュー

観てきました!
映画『うちの執事が言うことには』!
観終わった後、心が温かくなる素敵な映画でした。
人間味が溢れるヒューマンドラマだと思います!

そして、「これ続編あるな!あるよね!?そういうことでしょ!?」と一人で映画終わりにニヤニヤしたのですが…
そういうことですよね!?ね!?

 

広告

 

まずキンプリファンとして感想を言うと…
永瀬廉さん演じる花穎がとにかくかわいい!
顔やスタイルはひたすらかっこいいんですけど!
モデルなんですけど!
中身がかわいくてかわいくて。
もうかわいいしかっこいいしで、眼福。。

パーティシーンの花穎様、爆イケですよね!
あの髪型、めっちゃかっこいい!
神宮寺勇太さん演じる赤目はチャラくて男感が出てましたね。
私はこういう振る舞いをする神宮寺さんってあんまり目にしたことがなかったので、貴重!
ギャップ!
ファンの方の心拍数、大丈夫かな?(笑)
「イケメン+パーティ=宝」
ありがとうございましたw

エンドロールもかわいくて釘付けでした(笑)
犬のペロもかわいかったなぁ…。癒し!!

 

そうそう、執事の衣更月もイケメン!
朝ドラに出演なさっていると話題の清原翔さん。
私は朝ドラ見てないんですけど、でもどこかで見たことあるような…、とずっと気になってたんですよね。
なんと日経新聞電子版のCMの「なるほどね」の人らしくて!
意識しなくても自然と覚えてるものなんだな、と自分にビックリしましたw

ではでは、以下ではキンプリファンとしては置いておいての映画『うちの執事が言うことには』の正直な感想・レビューを書いています!
ネタばれっぽい内容もありますのでご注意ください。
ちなみに、原作小説は4巻まで読んでるのでそれをふまえての感想です。

 

空

 

映画では原作に比べて、ミステリー要素より人間味的なところに重きを置いた話にしてるのかなー、と思いました。
原作より人間くさい感じというか。
花穎と衣更月が感情的というか。
原作小説があって映画化をすると、どうしても小説より尺が短いからストーリーを取捨選択しないといけなくて。
映画化した時のこの取捨選択が、原作に抱いている私のイメージと一致しているかがポイントになるのかなぁ、と。

それで、うち執に関しての私のイメージは、ざっくり言うと、人間らしい強さ・弱さや、人と人の信頼や愛情の大切さを伝えてくれるような小説で。
もちろんミステリー的なところもワクワクするので、エンタメとしてもおもしろくて好きなんですけど、でも一番好きなのはこういう所です。
なので、映画は私の好きなうち執のイメージを壊さず映像化してくれた印象で、とても満足度高く観ることができました!
まぁ、原作だとミステリー的にもっと伏線がありまくりなのでそこを観たくなかったと言ったら嘘になるんですけど、でもさすがに映画の上映時間では無理じゃないかなー、と思います。
ミステリーとして展開を追ったり推理するのがメインになって、私が好きなうち執の人間味溢れるところがなくなってしまうと悲しいですし…
映画をこういう話にしてくれて、私はうれしかったです!

 

原作を読んでいない人でも、なんか観てよかったな、とか、人ってなんかいいな、ってほっこりできるような心が温かくなる映画だと思いました。
あと、原作を読んだ人なら、原作小説と関係のあるものがたまに話に混ざってくるので、いろいろ思い出せて楽しいと思います!
「あれはあの時計ね」とか「派遣ね」とか。
私は楽しかったです!
こういう匂わせ大歓迎!!!(笑)
私が気づかなかった匂わせもありそうですよね~。
何回か観れば、そのたびに新しい何かが発見できるのかもしれません。

少し気になった所を言うとすれば…
上流階級らしさって、回りくどさ・面倒くささが不可欠だと私は思ってるんですよね。
効率や時間の優先順位が低いというか。
でも、うまく言えないんですけど、なんとなく急いでるみたいに感じられた所が少しあって、そこが私のイメージしてた上流階級の雰囲気と違うかなぁ、とは思いました。
まぁ、映画で時間が短いから取捨選択の結果と思えばしょうがないか、という程度ですが。
あと烏丸家の絵が飾ってあった所(玄関ホール?)が私のイメージと違かったかな。
他の部屋はだいたいイメージ通りだったんですけど、なんとなくそこだけ違う感じというか。
まぁ、いずれもただのイメージなので私のセンスの問題かもしれません(笑)

 


広告

 

永瀬廉さんは本格的に演技するのが初めてということで。
確かに演技のスキルはご愛敬みたいな所もないわけではなかったけど、でもその初々しさも花穎の未熟な感じとちょうど重なって、話が進むにつれて自然になって、むしろ私が感情移入しやすくなったように思います。
特に花穎が泣いてた真ん中と最後のシーンは引き込まれました。
感情が動かされるというか気持ちの部分で何か伝わってくるものがあって、気付けば私も悲しい気持ちや温かい気持ちになっていました。
役者としての永瀬さんのこれからも楽しみですよね。
今出演しているドラマ『俺のスカート、どこ行った?』の明智役は花穎様とは全然違うのに、すごくハマってますし。
本当に同じ人か!?と。
花穎と明智、全然違う役なのに両方ハマってるって思わせるってすごいことですよね。
と、話がそれました。

そうそう、私が興味津々だった神宮寺勇太さん演じる赤目
とても良かった!!!
赤目が衣更月と話している「退屈な絵~」あたりの所!
あのシーンが私の中で「ベスト オブ ザ・赤目」!
チャラくて軽くて感情が読めなくて、笑顔なのになんか怖さを感じる所!
原作小説で感じた、「得体のしれないミステリアスな食えない男・赤目」がすごく感じられました。
「これこれ!赤目ってこのイメージ!!!」と、リアルに赤目がいたらこんな感じで言ってそうだな、とすごくイメージしやすかったです。
個人的にはこの食えない赤目を演じる神宮寺さん、もっと観たかったですね~。
心残りです(笑)


広告

 

って、私、赤目のことが好きな人みたいですよね。
あれ?好きなのかな?
原作の話になっちゃいますけど、あのすごく頭がいいのに拗らせてて、性格も素直じゃなくてひねくれてて掴めないんだけど、なんか気になるっていう…
赤目って悪い男なんですけど・・・
人のことを弄ぶみたいな所あるんですけど・・・。
確かに赤目が出てくるのを期待しながら原作の小説を読んでる所、あるかも…
やばーーーー!!!
いや、もし赤目が近くにいたら緊張するから絶対近寄らないですけど!
って、花穎様と衣更月もめっちゃかっこいいんですよ!
完璧ではないけど、二人とも真っ直ぐで誠実で。
でもなんだかんだ言って、一番厄介な赤目がなんか気になってるって…

・・・・・。
・・・・・。
・・・ミステリアスな悪い男に惹かれるって、女のサガですよね!(笑)

と、深く考えないことにして、これからも原作の小説、読み進めていこうと思います(笑)


広告

 

この映画が終わったとき、
「これ続編あるよね?超観たいんですけど」と思ったんですよね。
少し成長した花穎様と衣更月、食えない男・赤目を観たい!
映画『うちの執事が言うことには2』、ありますよね?
そういうことですよね???

まぁ、映画じゃなくて連続ドラマでも面白そうですよね。
同じ出演者や制作陣の方々で連続ドラマやってくれないかなー。
連続ドラマだと時間が長いから、ミステリー要素を入れやすそうで、原作小説であった伏線がすごく活きそう!
永瀬さんの花穎様と清原さんの衣更月、いいコンビだし!
神宮寺さんのミステリアス赤目、もっと観たいし!!

映画でも、連続ドラマでもいいので、またこの雰囲気の『うち執』を観たいです!!!

 

映画『うちの執事が言うことには』を観て、穏やかな温かい気持ちになることができました!
ありがとうございました!
続編を楽しみにしています!!!(笑)

 

【関連記事】
実写映画化の原作小説「うちの執事が言うことには1~3」の印象